集中とつながりを両立する。「緩やかな仕切り」という考え方 #2 実践編
前回の記事では、「緩やかな仕切り」という考え方についてご紹介しました。
前回の記事はこちら
~集中とつながりを両立する「緩やかな仕切り」という考え方 #1 距離感編~
集中したい気持ちと、人とのつながりを大切にしたい気持ち。
オフィスでは、そのどちらも自然なものです。
では実際に、その両方を両立する空間はどのようにつくれば良いのでしょうか。
今回は、オフィスで緩やかな仕切りを実現するためのポイントについてご紹介します。
視線を整える
オフィスで集中を妨げるものというと、音を思い浮かべる方が多いかもしれません。 しかし実際には、人の動きや視線も大きく影響します。
通路を行き来する人が見える。
常に周囲の様子が目に入る。
こうした小さな刺激が積み重なることで、集中しづらさにつながることがあります。
そのため、まずは視線を整えることが重要です。
パーテーションや家具、植栽を活用して空間の境界をつくるだけでも、居心地は大きく変わります。

デスクトップパネルがあることで、パーソナルスペースを自然に確保できます
音を整える
もう一つ大切なのが音環境です。 オフィスには、会話や電話、タイピング音など、さまざまな音があります。
すべての音をなくす必要はありません。
大切なのは、不快な反響や音の広がりを抑えることです。
吸音材を取り入れることで、空間全体の音環境を整えやすくなります。 会話のしやすさを残しながら、集中しやすい環境づくりをサポートできます。
パーテーションを使うのであれば、吸音効果のあるものを選ぶと反響音の緩和もできます。
パーテーションの設置スペースの確保が難しい場合には、音環境の改善に吸音パネルが効果的です。

工事不要で簡単に設置できる、「オフィス吸音パネル OTTO R 」ざわつきや反響音を和らげます
用途ごとに居場所をつくる
すべての人が、すべての時間で同じ環境を必要としているわけではありません。集中したい時間もあれば、誰かと相談したい時間もあります。
そのため、
- 集中する場所
- 打ち合わせをする場所
- 気軽に会話をする場所
を緩やかに分けておくことがおすすめです。
同じ空間の中に複数の居場所をつくることで、その時々に合った働き方を選びやすくなります。

集中する場所

打ち合わせをする場所

ひとつの空間の中に、複数の居場所をつくる
パーテーションは「隔てる」ためだけのものではない
パーテーションというと、空間を区切るものという印象を持たれることがありますが、私たちは、パーテーションは人を隔てるためだけのものではないと考えています。
見えすぎない。
近すぎない。
でも孤立しない。
そんな心地よい距離感をつくるためのツールの一つです。
空間を分断するのではなく、人がより快適に働ける環境をつくる。
それが、緩やかな仕切りの役割ではないでしょうか。
今回のまとめ
私たちが目指したいのは、「集中」と「つながり」のどちらかを選ぶオフィスではありません。
必要なときには集中できて、必要なときには自然につながれる。そんな働き方を支える環境です。
パーテーションや吸音材は、そのための手段の一つです。
オフィスづくりを考える際には、ぜひ「どんな距離感をつくりたいか」という視点も大切にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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