こんにちは、リブグラフィです😊
今回はゲーム実況等でのYouTube配信や宅録、DTM、音楽鑑賞をする方に向けて、吸音材の最適な設置場所をご紹介します!
吸音材を使うことの重要性
まず吸音材を設置すべき理由について説明しますね!
簡単に説明すると吸音材が音を吸収し、反射を抑えることで、反響音の少ない音質にできます。
人の声やスピーカーから出た音が壁にあたると、そのまま音が反射し、反響音となって聞こえます。そこで、その壁に吸音材を貼ると、音が吸収され、反射を抑えることができ、音の響きを減少させることで、すっきりとしたクリアな音質になります。
音の反響が大きすぎると、動画内での声が聞き取りにくくなったり、DTM等の収録も思っている音質にならなかったりという事態が発生すると考えられます。
ここで注意しておきたいのは、あくまで【吸音】対策だということです!なので、「お部屋内の音を外に漏らさないようにしたい!」といった問題への対策は別の方法となります💦【吸音材を部分的に使用すること】は、あくまで反響音を抑えて、クリアな音質にする!という認識でいていただければと思います😊
吸音材の種類を理解して、自分に適した商品を選ぼう
では次にどんな吸音材を選べばいいのか?というところです。
よく目にするのは、ウレタンの吸音材ではないでしょうか?四角で波型の凹凸がある吸音材です。ウレタンはとても安価で効果も高く、様々な店舗で販売されているので、導入がしやすいのもポイントです。1点注意しないといけないのは、ウレタンは耐久性がもろく、長く使うことで表面が劣化しボロボロになることがあり、その分、性能も低下するので、長期的な使用には適していない可能性があります。
次に硬質フェルトの吸音材です。厚みがとても薄いので、壁に貼ってもあまり主張せず、お部屋に馴染む吸音材です。お部屋の雰囲気を壊したくない人にとってはもってこいではないでしょうか?😊厚みが薄い分、低い音での効果が難しくなるので、その点の注意は必要となります。
最後にリブグラフィから先日発売した「OTTO PLAY(オットー・プレイ)」を紹介させてもらいます🥰こちらはゲーム実況などの配信環境での使用を想定して開発した吸音材で、全5形状、3色展開の商品です!凹凸をつけることで音を効率的に吸音でき、人の声の音域の中低周波をカバーできます。また価格も1セット9,900円なので、導入していただきやすいのではないかと思っております。1セットの枚数が多いので、少し貼る手間がかかるかもしれませんが、コーディネートを楽しみながら設置いただければ嬉しいです!
シチュエーション別の吸音材の最適な設置場所
前置きが長くなってしまいましたが、本題の吸音材の最適な設置場所についてです!3つのシチュエーションに分けて説明していきます。
1,動画収録時やゲーム実況時
動画収録での商品紹介時やゲーム実況で声を出すシチュエーションでの場合です。
この場合、最初に設置すべき推奨場所が2つあって、1つ目は声を出す方向の壁です。高さは顔の高さ位が最適です。理由としては、音が一番強く反射する場所、かつ、最初に反響する場所なので、ここを抑えることで効率的に吸音できます。
2つ目はマイクの周辺です。机の上にマイクを設置している場合は、リフレクションフィルターでマイクの周辺を囲ってあげるか、マイクと壁の間に吸音材を設置。また、洋服等にピンマイクを付けている場合は、その真横の壁に吸音材を設置すると効果的です。マイク周辺に設置することで、マイク周りで発生する残響を抑える効果があるので、こちらも有効な方法となります。
また背景の壁への設置もオススメで、効果は勿論のこと、動画内での背景を飾るアイテムとしても活躍します。ただ、背景の全面に設置しようとするとコストがすごくかかってしまうので、効果と見栄えと費用をみて、【声を出す方向の壁】【マイクの周辺】の次に設置いただければと思います!
2,DTMをやる時
DTMをする場合はスピーカー裏、声を出す方向の壁、マイクの周辺、部屋の角に吸音材を貼ると効果的です。スピーカー裏は音が一番強く反射するので、ここに貼ることで、効率的に音を抑えることができます。
歌ったりする場合は声を出す方向の壁やマイクの周辺への設置も効果的です。また、音が多重反射しやすく籠った音が発生しやすい部屋の角への設置もオススメです。
DTMはその人によって、楽器をつかったり、歌ったりと方法が異なってくるので、一概に設置順番のお伝えは難しいですが、参考にしていただければと思います!
3,スピーカーを使っての音楽鑑賞時
オーディオルームなどで音楽鑑賞をする場合には、まずスピーカー裏への設置を推奨しています。DTMをやる際と同様の理由で、スピーカー裏は音が一番強く反射するので、ここに貼ることで、効率的に音を抑えることができるのと、余分なノイズもカットできます。
次に貼るべき場所はスピーカー正面の壁です。スピーカーから出た音が強く反射をする場所なので、ここに貼ることでも効果的に吸音ができます。
最後に貼るべき場所は部屋の角です。こちらもDTMをやる時と同様の理由となります。
自分好みの音質にする為に、様子を見つつ、吸音材を足していくのがベスト
3つのシチュエーション別に貼り付け推奨場所の提案をしましたが、吸音材を初めから沢山設置すると、思っていた以上に反響が抑えられてしまった等、自分好みの音質にならない可能性があります。その為、少しずつ購入して、音の様子を見つつ、不足していると思ったら買い足すというのがベストな方法かと思います!
まとめ
いかがでしたか??
内容が多くなってしましましたが、シチュエーション毎に吸音材を設置すべき場所も異なってくるので、自分の環境に適した方法でゲーミング部屋やDTM部屋の音環境を快適にしていただければ嬉しいです😊
ご質問などありましたら、コメント欄や問い合わせフォームよりお気軽にご連絡くださいね!
ではまた~!